こんにちは、「疲労改善トレーナー」のてつです!
毎日がんばって働いたり、家事や育児に追われたりしていると、 「とにかくだるい……」「寝ても疲れが取れない……」って感じることがありますよね。
実はこの「疲れた…」という感覚、
医学的には「疲労」と「疲労感」の2つに分けて考えることができます。
この2つは、似ているようで実はまったく違うんです! 違いを知ることで、自分に合った正しい回復方法が見つかるはずです。
そもそも「疲労」と「疲労感」ってなに?
まずは言葉の意味を、超シンプルに説明します!
項目 | 疲労(ひろう) | 疲労感(ひろうかん) |
---|---|---|
意味 | 体や頭を使いすぎて、力が出ない状態 | 「疲れた」と感じる気持ち(感覚) |
例 | 長時間走った後、足が動かない | 仕事終わりに「だるいなぁ」と感じる |
チェック方法 | 実際に筋力が下がってる、反応が遅くなる(数字でも表せる) | 100点中で何点疲れているか(個人の感覚によるものが大きい) |
つまり、
「疲労」=体のバッテリー切れ
「疲労感」=バッテリーが切れてると“感じている”だけ
というイメージです。
図で表すとこんな感じです:
[ 疲労 ] -----------> 体の動きが鈍くなる、反応が遅くなる
[ 疲労感 ] -------> 気持ち的にやる気が出ない、だるいと感じる
原因の違い
項目 | 疲労 | 疲労感 |
---|---|---|
主な原因 | 筋肉や神経の使いすぎ、エネルギー不足 | 睡眠不足、ストレス、情報過多、自律神経の乱れなど |
たとえば、部活で走りすぎて足がパンパン→これは「疲労」
でも、しっかり寝たのに朝からやる気が出ない→これは「疲労感」かもしれません。
予防法の違い
疲労の予防に効果的なこと | 疲労感の予防に効果的なこと |
---|---|
・休憩をこまめにとる | ・スマホ時間を減らす |
・しっかりご飯を食べる | ・寝る前にリラックスする習慣 |
・ストレッチや運動 | ・ストレスを上手に発散する |
ポイントは、
疲労には「体のケア」、
**疲労感には「心と脳のケア」**が大事だということ!
回復方法の違い
疲れたとき、寝れば治る人と、寝ても治らない人がいる理由はここにあります。
▼ 疲労(体の疲れ)には…
- よく寝る(特に深い睡眠)
- 栄養補給(バランスのよい食事)
- 軽い運動(アクティブレスト)
- ストレッチやお風呂で血流を良くする
▼ 疲労感(気分的な疲れ)には…
- スマホやPCから少し離れる(デジタルデトックス)
- ゆっくりお風呂に入る
- 深呼吸や瞑想などのリラックス法
- 好きなことをする(趣味や音楽も◎)
ビジネスパーソンが感じやすいのは?
実は、**現代の大人が感じている疲れの多くは「疲労感」**です。
なぜかというと、
- ずっとパソコンを見ている
- SNSで常に情報にさらされている
- ストレスが多い
- 寝る直前までスマホを見ている
これらは、脳や自律神経がずーっと働きっぱなしになってしまい、
「休んだはずなのにだるい……」という状態を引き起こします。
だからこそ!
「疲れ=休めば治る」は通用しない時代なんです。
まとめ:あなたの「疲れ」はどっち?
最後に、簡単なチェックポイントを紹介します。
✅ 疲労タイプ
- 昨日たくさん体を動かした
- 筋肉痛がある
- 食事や睡眠をとれば元気になる
→ これは「体の疲労」
✅ 疲労感タイプ
- 体は動くのにやる気が出ない
- 寝てもスッキリしない
- 朝からだるい
→ これは「疲労感」かも!
どちらにしても、
「疲れたな」と思ったときは、“自分が感じている疲れの種類”を知ることが第一歩です!
その上で、
- 体を休めるケア(栄養・睡眠・運動など)
- 脳と心を癒すケア(リラックス・デジタルデトックス・瞑想など)
を意識すれば、疲労や疲労感を回復することができ、さらには予防まですることができるはずです!
他の記事ではより具体的な方法などを発信しているので、そちらもぜひ確認して下さい!
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